民生委員児童委員の碑
「民生委員児童委員碑」 昭和61年建立
「碑」は、民生委員制度創設70周年を記念してつくられ、一斉改選直前の昭和61年秋に、多摩丘陵の緑ヶ丘霊園内に完成、10月20日に、全理事が参列して、除幕式を行いました。
碑建設の趣旨は、制度が創設されて以来の先人の業をたたえ、労苦をしのんで、意志を受け継ぎ、福祉の輪を広げることを誓うことにありました。
制度創設70周年を迎えた、昭和62年11月10日、市民児協では「碑」の前で、70周年記念式典を行いました。
この記念式典を第1回とし、以後毎年、「碑」の前で、市民児協主催の顕彰式典が実施され、今日に至っています。現在は、20年以上勤務の委員の会長表彰、物故委員への感謝が行われています。
この「碑」建設にあたり、川崎市と当時の川崎市民児協原泰造会長との折衝は、絶え間なく行われ、会長の熱心な要請に応え建立することとなりました。また、川崎市のご好意により、市の中央部の緑ヶ丘霊園中央台地に東南の向きに建てられました。費用は、制度創設70周年に現職でいらした全市の委員の方々の尊い拠金及び趣旨にご賛同の方の寄付により全額賄われています。「碑文」にあるように、これからの民生委員活動の一層の充実を誓って建設した目的は、川崎市民の幸せを願うことにあります。