民生委員の歴史
民生委員制度は、大正6年に岡山県で誕生した「済世顧問制度」を始まりと します。翌大正7年には大阪府で「方面委員制度」が発足し、昭和3年には方 面委員制度が全国に普及しました。戦後(昭和21年)、民生委員令の公布に より名称が「民生委員」に改められました。昭和22年に児童福祉法が公布され、 民生委員は児童委員に充てられることになりました。平成6年には主任児童委 員制度が創設されました。
この間、一貫して生活困窮者の支援に取り組むととも に、とくに戦後は、時代の変化に応じて新たな活動に取り組むなど、地域の福祉 増進のために常に重要な役割を果たしてきました。
平成29年に、民生委員制度は済世顧問制度創設から100周年を迎えました。